国旗
世界の国旗の縦横比はほとんどが長方形ですが、バチカン市国とスイス連邦は縦横比が「1:1」の正方形と定められています。
15世紀に原型となるデザインが登場し、現在の旗のデザインに確立したのは19世紀のこと。1931年には、国のシンボルとして規定し、マークの乱用を禁止する法律が制定されました。以来、スイスという国を表す場合やスイスを代表する商品やブランド(スイス製である)以外で、国家を表すシンボルを使うことは禁止されています。
ちなみに、救急箱などのデザインとしておなじみの白地に赤のクロスが配置された国際赤十字のマークは、赤十字創設者であるアンリ・デュナンの生誕地で、赤十字創立の地であるスイスに敬意を払い、スイスの国旗の色を反転したものが採用されました。