Intro

グラウビュンデン州南部イタリア語圏のそば粉を使った伝統パスタ。

概要・説明

イタリアと国境を接するグラウビュンデン南部のポスキアーヴォ谷。隣接するイタリアのヴァルテッリーナ谷とともに、古くからそば粉を使ったパスタが家庭料理の定番としてつくられてきました。

そば粉をのばして切ったパスタをゆでて、サヴォイ・キャベツ(ちりめんキャベツ)やスイスチャード(フダンソン)など、この地方特産の野菜やチーズをいれてまぜ、最後に溶かしバターをかけるのが基本。それぞれ家庭の味があるように、ポテトやタマネギをいれたりハーブをいれたりと、レストランによって、少しづつレシピが異なるのが特徴です。

※グラウビュンデン州には似た名前で別のパスタ料理「ピツォケル Pizokel」もあります。じゃがいも、小麦粉、卵、水または牛乳、ベーコン、ハム、サラミやハーブを練りこんだパスタを小さい棒のような形で茹でてチーズやバター、玉葱を添えて食べるもの。