エーグル城
Overview
Intro
アルプス地方やローヌ谷への玄関口でワインの名産地エーグルにある12世紀からの歴史を誇る古城。山の裾野に広がるぶどう畑に囲まれた美しい城で、現在はワイン博物館になっています。
12世紀に城砦として建てられたものを基盤として、ベルン州の支配下にあった15世紀にベルン領主の居城となり、発展していきました。1789年の独立時にヴォー州の所有となり、1804年からはエーグルの町に譲渡され、しばらくは州の刑務所として使われ、1972年からの城の改修を経て、1976年からぶどう畑とワインの博物館となりました。
1990年代半ばにかつての城の納屋を改修してできた「メゾン・ド・ラ・ディーム(ディーム館)Maison de la Dîme」には、1996年から地ワインと地元の特産品が楽しめる小さな食堂『パント・ドゥ・パラディPinte du Paradis』ができました。ウェディングなど各種パーティやバンケットに使用できるホールもあります。
2006年秋から城の修復工事のため休館していましたが、2010年にリニューアルして博物館が再オープン。常設展示として、この地のワインづくりに関する貴重なコレクションの数々を展示しています。以前はディーム館にあったワインラベルの展示も城内の博物館に移管されています。
エーグル城では、城のワイナリー訪問や試飲、ぶどう畑散策など、伝統のワインとぶどう畑を体験できるさまざまなミニツアーを企画・催行しています。
地図
連絡先
Château Aigle
Place du Château 1
1860
Aigle
スイス