Intro
ローヌ谷にあるヴァレー(ヴァリス)州の州都。丘の上にそびえる2つの古城が印象的です。旧市街に市庁舎や教会、古い塔、邸宅など、中世の美しい建物も残っています。山の斜面にモザイクのような葡萄畑が連なるスイス屈指のワイン産地でもあります。
葡萄畑に囲まれた丘の上にそびえるのは、双子の城といわれるトゥールビヨン城とヴァレール城。12/13世紀に建てられた寺院でもあるヴァレール城は州の歴史博物館になっています。貴重な展示資料のほか、教会にある15世紀の演奏可能な世界最古の木製パイプオルガンは必見。コンサートやオルガン祭りも開催されています。
石畳の小道が続く旧市街は、12〜18世紀の建物が残る中世の街並をとどめており、2013年には街並・景観保全に優れた自治体に授与されるワッカー賞に選ばれています。
南にのびるエレマンス谷やエラン谷 、北のクラン・モンタナへ向かうポストバスの発着地。小さな空港があるので、小型飛行機やヘリでの移動や周遊旅行も可能です。
言語(公用語): | フランス語 |
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カントン(州): | ヴァレー(VS) |
標高: | 500 m |
街の見どころ Travel Points
17世紀に建てられた印象的な建物。天文時計がある
後期ゴシック様式の美しい聖堂。正面の塔は12世紀にまで遡るロマネスク様式のもの
内の教会に残る14世紀のパイプオルガンは演奏可能なものとして世界最古といわれているもの。15-16世紀のフレスコ画も美しい。中世の時代を中心にヴァレー州の歴史遺産を紹介する博物館を併設
18世紀の火事の後、廃虚となっている中世の古城跡。現在は街を見下ろす展望スポットになっている
ゴシック様式の階段が残る16世紀の邸宅。美しい天井画も必見
かつての街を取り囲む城塞の一部だった塔
周辺の見どころ Excursion
ヴァル・デラン/エラン谷:バスで約25分(ユーゼィニュまで)