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クライネ・シャイデックへの登山鉄道、ミューレンやシルトホルンへ結ぶロープウェイと登山鉄道が発着する、ユングフラウ地方の観光拠点のひとつ。氷河がつくる地形の代表的なU字谷にあり、アルプスの雪山、岩壁を落ちる滝、色とりどりの花々などが織りなす童話や物語の世界のような情景で、アニメ『アルプスの少女ハイジ』や『指輪物語』などのモデルになっています。

ラウターブルンネンの概要

言語:ドイツ語 | カントン:ベルン(BE) | 標高:795m

崖の上から流れ落ちる70以上の滝や小川があることから、ラウター(音が大きい)ブルンネン(泉)と名付けられました。ゲーテやワーズワースが感嘆したシュタウプバッハの滝をはじめ、洞窟内を10層になって流れ落ちる迫力のトリュンメルバッハ滝など、スイス随一の落差を誇るミューレンバッハ滝など、スイスを代表する名瀑がそろっています。

氷河が後退しながら形成されたU字谷の代表的ともいわれるラウターブルンネン谷。映画『ロード・オブ・ザ・リング』『ホビット』の原作として知られるJ.R.R.トールキンは『指輪物語』でエルフ族(妖精族)が暮らす裂け谷をこの地に着想したとして挿絵を残しています。またアニメ『アルプスの少女ハイジ』でも原作にないもののアルプスを描きたいと宮崎駿氏、高畑勲氏、小田部羊一氏など制作チームはこの地を訪れて作品中で印象的に描き出しています。

アルプス観光のハイライトといわれるユングフラウ地方の観光拠点であり、ラウターブルンネンからヴェンゲルンアルプ鉄道(WAB)で結ぶクライネ・シャイデック、さらにユングフラウ鉄道に乗り換え、世界遺産のアレッチ氷河が広がるユングフラウヨッホへと向かいます。また途中のヴェンゲンからはロープウェイでメンリッヒェンへ結んでいます。

さらに、そそりたつ岩壁のうえにあるミューレンへは、ロープウェイでグリュッチアルプを経由して登山鉄道でミューレンへ結んでいます。また、バスで谷奥のシュテッヘルベルクまで行き、ミューレン経由でロープウェイを乗り継ぎ、壮大なパノラマビューで知られるシルトホルン展望台へもアクセスできます。

■村の観光ポイント

シュタウプバッハ滝
スイスを代表する名瀑。絶壁の岩肌を流れ落ちる落差300mの滝でゲーテが訪れシューベルトの歌曲にもなった

トリュンメルバッハ滝
ラウターブルンネンから約3km。アルプスから溶け出す2万トン以上の水が10層の滝となり、洞窟内を流れている。冬季(12〜3月)は閉鎖

ミューレンバッハ滝の情報
高低差417メートル、スイスで一番落差がある滝。ミューレン経由シルトホルンへ結ぶロープウェイからもみえる

ラウターブルンネン郷土博物館 Tal- und Sagenmuseum Lauterbrunnen
ラウターブルンネン谷周辺の歴史や民俗についての展示

■エクスカーション(小旅行)

ミューレン:ロープウェイと登山鉄道で約30分
ヴェンゲン:ヴェンゲルンアルプ鉄道で約15分
シルトホルン:バスとロープウェイで約1時間
アルメントフーベル:ミューレン経由ケーブルカーで約50分
ユングフラウヨッホ:ヴェンゲルンアルプ鉄道とユングフラウ鉄道で約1時間50分
クライネ・シャイデック:ヴェンゲルンアルプ鉄道で約40分
メンリッヒェン:ヴェンゲルンアルプ鉄道とロープウェイで約30分

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ラウターブルンネン
ベルン地方
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INFO: ラウターブルンネン